カーテンの素材と特徴

お部屋の印象を決める重要なインテリア!カーテンの素材とその特徴

投稿日:2017年5月25日 更新日:

窓から差し込む日差しを防いだり、外から室内が見えないように目隠ししたり、冬の寒い日は室内の温度を高く保つための保温アイテムとして活用されている「カーテン」は、昔から「カーテンによってお部屋の雰囲気や印象が決まる」と言われるほど、重要なインテリアの1つであり、最近ではオーダーメイドでカーテンを作るサービスも誕生し、一人暮らしの方や新居に越された方たちのあいだで、「自分好みのオリジナルカーテンが作れる」とたいへん評判となっています。

 

オーダーメイドカーテンを作る際、色柄や機能、サイズなども重要な要素ではありますが、1番こだわりたいのは、やはり「素材」ですよね。

実はカーテンに用いられている素材によって、遮光や目隠しだけではなく、省エネ効果や防音効果なども得られますので、どのような効果を持つカーテンを何処に取り付けるのかを考えながら選ぶのがポイントとなります。

そこで、今回はお部屋の印象を決める重要なインテリアの1つ「カーテン」の素材とその特徴をご紹介します。

天然繊維で作られたカーテンの特徴

天然繊維とは、コットンやリネンなどの植物繊維やシルクやウールなどの動物繊維、石綿やガラス繊維で作られる無機的な鉱物繊維など、人間の手が一切加えられていない自然界に存在する素材のことです。

そのため、天然繊維で作られた生地を用いて作られるカーテンは、資源に限りがあり、素材の品質によって非常に高価になることも多々あります。

 

天然繊維のカーテンのなかで最もポピュラーな素材は、

  • コットン
  • リネン
  • ウール
  • シルク

になります。

では、それぞれの素材が持つメリット・デメリットをまとめてみましたのでご紹介しましょう。

素材の名前 メリット デメリット
コットン ・自然な質感と独特な風合いを持つ。

・産地や品種によって品質が異なる。

・丈夫で優れた吸水性を持つ。

・ソフトでお肌に優しい。

・染色性に優れている。

・害虫に強く、耐熱性も高い。

・洗濯すると縮むことがある。

・カビに弱く、紫外線によって黄ばむこともある。

 

※最近では防縮 (サンフォライズ)加工を施したカーテンなども販売されており、洗濯しても縮んだり、シワになりにくいものも販売されています。

リネン ・さらりとした質感が好みの方にオススメの素材。

・リネンには、亜麻、ちょ麻、大麻、黄麻など様々な種類がある。

・耐水性と耐熱性に優れている。

・吸水性、透湿性、通気性、速乾性の高さも魅力となっている。

・生分解性も高くたいへんエコロジーな繊維でもある。

・シワになりやすいため、レーヨンやポリエステルとの混紡や交織で使われることが多い。

・漂泊してから使用しないとリネン独特のにおいが残る。

ウール ・シックで温雅な光沢と柔らかく温かみのある感触、風合いの良さが魅力的な素材。

・ウールは、羊毛と獣毛の2種類に分けられるが、基本的にカーテンに用いられている素材は「羊毛」である。

・熱伝導率が少なく、保温性に富んでいる。

・優れたバルキー性 (かさ高性)を持っており、難燃性の素材として知られる。

・洗濯すると縮むことがある。

・害虫がつきやすい。

シルク ・天然繊維で唯一のフィラメント繊維。

・上品な光沢と柔らかな肌触りが魅力的。

・たいへん高価な繊維ですので、カーテン生地として用いられることは稀である。

・熱伝導率が低く保温性に優れている。

・染色性が良く発色が美しい。

・合成繊維と比べ、静電気が起こりにくい。

・紫外線に弱く、黄質しやすい。

・摩擦に弱い。

・害虫やカビに弱い。

・水に濡れると縮んだり、シミになる。

化学繊維で作られたカーテンの特徴

化学繊維とは、主に石油などを科学的に合成して作られる合成繊維や木材パルプ、綿花の繊維などから作られる再生繊維、牛乳蛋白カゼインを主成分とするプロミックスなどの半合成繊維など、人間の手が加えられて作られた繊維のことです。

現在販売されているカーテンの大半がこの化学繊維で作られたものであり、なかでもポリエステル素材で作られたカーテンの利用者は、コットンやリネン、レーヨンなどに比べて、はるかに多いと言われています。

化学繊維で作られたカーテンで最もポピュラーな素材は、ポリエステルをはじめ、

  • レーヨン
  • アセテート
  • アクリル
  • ナイロン

などが挙げられます。

では、それぞれの素材が持つメリット・デメリットをご紹介します。

生地の名前 メリット デメリット
ポリエステル ・カーテンの主要繊維として有名。

・紡績糸のなかで最も風合いが天然繊維に近いと言われており、ほどよいハリやコシを持つ。

・風合いを繊維の太さや断面形状によって自由に変えることができる。

・強さ、伸び、しなやかさなどカーテンに重要な要素をたくさん持っている。

・シワになりにくく、紫外線の影響を受けにくい。

・熱に強く、かさ高加工が簡単に行える。

・プリーツが付けやすく、しかも崩れにくい。

・染色性が良く、耐久性も高いのでカーテン製造が比較的安易。

・低コストで生産性に優れている。

・水に強く、濡れてもすぐに乾く。

・帯電性を持っているため、静電気が起こりやすい。
アセテート ・植物性繊維の性質と合成繊維の性質を併せ持つ半合成繊維。

・シルクに似た美しい光沢が魅力。

・レーヨンよりも張力が弱く、防炎処理加工ができない。

・染色堅ろう度が高くないため、カーテンに用いられることは稀である。

レーヨン ・吸湿性、吸水性共に優れている。

・染色しやすく、綺麗な発色が特徴的。

・上品な光沢とドレープ性を持つ。

・水に濡れると強度が低下する。

・縮みやすい。

アクリル ・羊毛に似た性質を持つ。

・軽やかでかさ高、風合いや保温性に優れている。

・シワになりにくく発色も良い。

※調査中
ナイロン ・摩擦や折り曲げに非常に強い繊維。

・軽やかでしなやか。

・弾力性に富んでおり、シワになりにくい。

・吸水性が低いため、洗濯後の乾燥が早い。

・染色しやすい。

※調査中

 防音カーテンの魅力

天然繊維や化学繊維を用いたカーテンも良いですが、現代社会が抱える「音」の問題を改善する効果を持つ「防音カーテン」は、ご近所さんとより良い関係を築くためには、とても重要なアイテムとなっています。

特に音楽や映画鑑賞、ゲームなどを趣味に持たれている方や小さなお子様のいるご家庭では、防音カーテンは必須となります。

しかし、なかには「本当にカーテンで音が防げるのか」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

皆さんのお考えのとおり、あくまで構造上、試験結果からは防音できるとされていますが、人間の感性や取り付け方、設置場所などによっては防音になっていないこともあります。

防音カーテンの仕組みは、音響工学的に説明すると「音を遮る」「音を吸収する」ということになります。

現在販売されている防音カーテンの多くは、

  • 生地を特殊な織り方をして吸音効果を持たせる
  • 特殊な金属コーティングを施した生地を使用する
  • 生地を複数重ねる

など、特殊な製法で作られたカーテンとなっています。

ただ、防音カーテンは女性の声や子犬の鳴き声などの高音ならば防ぐことができると言われていますが、工事や自動車の音、電車の騒音などの低温は防ぐことができませんし、防音カーテンだからと言って確実に「音」を防ぐことはできませんので、この2点のみご注意ください。

 

今回はカーテンに使用されている生地とその特徴についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。カーテンはお部屋の印象を決めるとっても大切なインテリアの1つですが、使用されている素材や生地によって得られる効果やお手入れの方法なども大きく変わってきます。

これからカーテンを購入される方は、色型や機能、サイズだけではなく、素材や生地にもこだわってみてはいかがでしょうか。

-カーテンの素材と特徴

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