ソファの生地と種類

ソファを購入する前に知っておきたい生地の種類とその特徴

投稿日:2017年5月17日 更新日:

4月から親元を離れて一人暮らしを始める大学生や新社会人の方々にとって、お部屋に「ソファ」を置くことは、毎日を気持ち良く過ごすため、また、お部屋にお友だちや知り合いを招いて楽しい時間を過ごすための大切なアイテムとなっています。

しかし、実際に一人暮らしをされている方々のお部屋にはソファを置くスペースが無いというのが現状となっており、なかなか思い描いていたような生活を送れていない方も多いのではないでしょうか。

ですが、最近ではベッド兼ソファの機能を持つソファベッドや1日の疲れを癒してくれるリクライニングソファ、和室にも馴染んでくれるオシャレなマンボウソファなど、様々な種類のソファが販売されています。

また、今までソファは高級家具の位置付けだったため、価格も高めだったのですが、ここ数年はディスカウントショップや通販サイトの普及によってお手頃な価格でオシャレなソファを購入することができるようになり、一人暮らしの方でも気軽に購入することができるようになっています。

さて、一人暮らしの方々にとって憧れの的となっているインテリア「ソファ」ですが、多くの方がソファを購入する際、『ベッドや椅子では味わうことができない安心感やくつろぎ感が得られる素材』にこだわって購入されているそうです。

そこで、今回はソファを購入する前に知っておきたい生地の種類とその特徴についてご紹介します。

化学繊維の生地で作られた布張りソファの特徴とは?

とってもリーズナブルでカラーバリエーションが豊富な布張りソファは、20代から30代の男女を中心に人気を集めているソファです。

布張りソファには、化学繊維の生地で作られたソファと天然由来の生地で作られたソファがあるのですが、

  • シワになりにくい
  • 型崩れしにくい
  • カビや防虫に強い
  • 伸縮性が大きくて丈夫
  • 軽い

など様々なメリットを持つ化学繊維を選ばれる方も多いようです。

ただ、ソファに使用されている全ての化学繊維がこれらのメリットを得られるわけではありません。

 

現在、布張りソファの生地として使用されている化学繊維は主に、

  • ポリエステル
  • ナイロン
  • アクリル
  • レーヨン
  • ポリウレタン

などが挙げられます。

では、それぞれの生地の特徴を簡単にまとめてみましたのでご紹介します。

生地の名前 メリット デメリット
ポリエステル ・シワになりにくく、型崩れしにくい。

・非常に丈夫で強い

・濡れても乾くのが早い

・吸湿性が乏しい

・静電気が起こりやすい

・汚れると落としにくい

ナイロン ・弾力性がある。

・丈夫で高い耐久性を持つ。

・化学薬品やカビ、虫に強い

・ナイロン100%というソファはほぼ存在しない。

・ナイロンの合成比率が高過ぎると肌触りがベッタリする。

・熱に弱い。

アクリル ・かさ高で、ソフトな弾力がある。

・軽やかで発色が良い。

・シワになりにくい。

・ウールに近い風合いを持つ。

・カビや虫に強い。

・吸湿性に乏しい。

・高温に弱い。

・静電気が起こりやすいため、ホコリが溜まる。

・汚れやすい。

レーヨン ・優れた吸湿性と吸水性を持つ。

・上品な光沢があり、着心地が良い。

・ドレープ性がある。

・発色が非常に良い。

・水に濡れると強度が半分以下に低下する。

・洗濯すると縮みやすい。

・シワになりやすい。

・摩擦に弱く、水染みが出来やすい。

ポリウレタン ・高い伸縮性がある。

・ゴムよりも強くて丈夫。

・老化しにくい性質を持つ。

・軽い。

・摩擦と塩素に弱い。

・紫外線によって黄変する場合がある。

・合成皮革の場合、表面が剥がれたり、数年ほどで風合いが変化してしまうことがある。

天然由来の生地で作られた布張りソファの特徴とは?

化学繊維の生地で作られた布張りソファも魅力的ですが、肌触りの良さなどが持ち味となっている天然由来の生地で作られたソファも、ここ数年じわじわと人気を集めています。

 

ソファに用いられている天然由来の生地は主に、

  • コットン
  • リネン
  • シルク
  • ウール

などが挙げられます。

では、これらの素材が持つ生地の特徴を簡単にまとめてみましたのでご紹介します。

生地の名前 メリット デメリット
コットン ・肌触りが心地良く、涼やか。

・高い吸水性を持つ。

・熱に強くて丈夫。

・染色性や発色性に優れている。

・縮みやすく、シワになりやすい。

・長時間日光に当たると黄質しやすい。

リネン ・通気性が良く、吸湿性や発散性に優れている。

・シャリ感や清涼感を感じることができる。

・水に濡れると強くなる。

・シワになりやすく、摩擦で毛羽立ちやすい。

・保湿に乏しい。

・濃い色のリネンは白けやすい。

シルク ・上品な光沢を放つ。

・ドレープ性がある。

・肌触りと風合いが良い。

・優れた保温・保湿・発散性を持つ。

・シミになりやすい。

・酸やアルカリに弱く、水に濡れると縮みやすい。

・汗や雨などに弱く、鮮やかな色彩のものほど色落ちする。

・熱に弱く、害虫による影響を受けやすい。

ウール ・線維の太さが平均しており、細くて規則正しい縮れが多い。

・高い保湿効果を持つ。

・伸縮性に優れており、弾力性がある。

・水をはじきやすく、湿気を吸収する。

・シワになりにくく、型崩れしにくい。

・害虫被害を受けやすい。

・毛玉ができやすく、縮みやすい。

・フェルト状になってしまう。

 皮革素材を用いて作られた革ソファの特徴とは?

圧倒的な存在感と高級感、重厚感を漂わせる革ソファには、合皮と本革の2種類ありますが、現代科学では作り出すことのできない繊維の細やかさによって生まれる究極の肌触りやフィット感、通気性の良さを持つ「本革」は、30代以降の男性から高い人気を誇るインテリアのひとつです。

ただ、最近では本革に負けず劣らずの高品質な合皮素材で作られたソファも販売されておりますので、お手入れが難しく、予算オーバーだという方は合皮素材のソファを購入されるのも良いかもしれませんね。

ですが、天然由来の本革と人工的に作られた合皮では、生地に大きな違いがありますので、それぞれの生地が持つ主なメリットとデメリットをご紹介します。

生地の名前 メリット デメリット
本革 (牛革) ・耐久性が高く、丈夫。

・大切に使うことで長持ちする。

・吸湿性・通気性に優れている。

・ホコリなどのアレルゲンが付きにくい。

・表面に付着したホコリなどは掃除機で吸い取ることができ、内部まで通りにくい。

・お肌に吸い付くような感覚と座ったときの包まれている感覚が落ち着く。

・使い込むことで質感や色合いに変化が表れ、革本来の深い味わいを楽しむことができる。

・耐熱性があるため、安全性の高い素材として注目されている。

・お手入れがとても面倒。

・水に弱いため、汗や水が付着するとカビやひび割れを起こす。

・革独特な臭いがあるため、苦手な方も多い。

・室温が低いと冷たく感じる。

・耐熱性はあるが高温の場所に設置すると傷んでしまう。

・値段が高い。

合皮 ・本革に比べ、お値段がお手頃。

・汚れても水拭きすることができる。さらに中性洗剤でお手入れすることが可能。

・カラーバリエーションやデザインが豊富。

・本革に比べ、寿命が短い。

・本革独特の肌触りや臭いなどが無い。

・耐久性が高くないため、色褪せや刺激による破損などが起こりやすい。

・通気性に乏しく、梅雨の時期にソファに座ると蒸れて不快に感じることがある。

 

合皮の主な原材料は「ポリウレタン」と呼ばれる化学繊維であり、これを不織布に染み込ませたものを「人工皮革」、さらに目の細かい不織布に染み込ませたものを「スエード」と呼びます。

また、それに対して布の表面にウレタンを加工したものを「合成皮革」と呼びますので、合皮生地が使用されているソファを購入する際は、まず何の素材が使用されているのかを確認してください。

合皮ソファに何が使用されているのかを確認しておくと、お手入れの方法や設置場所などが決めやすくなり、ソファを長持ちさせることができます。

 

今回はソファに使用されている生地についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

これから一人暮らしを始める大学生や新社会人の方は、ソファのサイズや色、柄だけではなく、肌触りや座り心地にとても深いかかわりを持つ素材や生地にもこだわってみてはいかがでしょうか。

-ソファの生地と種類

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

関連記事はありませんでした